SOLGER99の秘密(その51)〜つぼ

 「つぼ」はSOLGERでゲームをプレイする際の必須アイテムです。別名を「ダイス振り」ともいい、その名の通り、ダイスを振る際に使います。

 「つぼ」の最大の利点はダイスが転がることです。故意でなくともダイスが転がらずに滑った時というのは、あまり気持ちのよくないものです(なかにはそうでない人もいるようですが)。また、ダイスが散らばらないので、マップの段差に当たって斜めになったり、最悪の場合には謎の落下物によって東部戦線が崩壊したなどといった事態を防止できます。

 ただ、諸外国では「つぼ」の有効性に対する理解度が低いようで、博打と誤解されるとか、念が籠っているので部外者には良い目が出せない、などと云って敬遠されています。
 また、ダイスを振る際に若干、うるさいのは事実です。これは音が響かない(=衝撃を吸収する)材質だと逆にダイスが転がらないので、どうしようもないのですが。

 しかし、「つぼ」はこれらの難点を補って余りある素晴らしいものです。
 自前の「つぼ」を所持することは、実戦で振り慣れた「つぼ」を使えるだけでなく、戦国末期の武将たちが優れた茶器を求めたように、一つのステータスですらあります。今回、ご紹介する名器の所有者が現在のSOLGERのスタッフであることはあながち偶然ではないのです。

 あなたも自分の腕の振りに適した「つぼ」を探してみてはいかがでしょうか?生涯のパートナーとなるようなすぐれた「つぼ」と巡り会えることをお祈りします。


SOLGERつぼ名鑑

 ここでは、SOLGERメンバーの所蔵する名器の数々をご紹介します。機材提供は鬼畜王君です(多謝)。

AMI初号壺

 SOLGERに「つぼ振り」をもたらした伝説の名器。
 いわゆる「四天王時代」の数々の名勝負を見守ってきたが、諸将の強力な念波を数多く受けて二つに裂けてしまう。現在はアロンアルファによる修復を受け、動態保存されている。

直径:?mm
高さ:?mm
深さ:?mm
評価:★★★★★

AMI弐号壺

 地元の商店街を歩いていた際に、瀬戸物屋の店先に並んでいたのをgetした。少々重いので参号壺の登場とともに第一線を退いていたが、馬鹿王初号壺の不幸を受け、現在レンドリース中。

直径:170mm
高さ:98mm
深さ:75mm
評価:★★★★

AMI参号壺

 97年8月の板東下向の際、東京タワーのみやげもの店で運命的な出会いをしたカフェオレボウル。周囲にねこのイラストが入った逸品。
 やや浅めなので、20面体などの大型ダイスや、気合いをこめて振った際にダイスがこぼれやすいのが欠点。

直径:129mm
高さ:75mm
深さ:60mm
評価:★★★

AMI五連セーラー戦士杯


 「なかよし」のイベントで購入したセーラー戦士5人のポリプロピレン製小カップ。アニメ版ではなく、武内直子女史のイラストなのが高ポイント。
 材質が衝撃を吸収してダイスが転がらないので、「つぼ」としての運用には向かないが、太平記の開始前儀式や「銀英伝」などのチット引きゲーム用の「カップ」として重宝されている。

直径:76mm
高さ:約65mm
深さ:58mm
評価:★
(つぼとして)

オデッセイ初号壺


 カットグラス。通常サイズのダイスを振るには適しているが、口径が小さいので、ダイスが取り出しにくいのと、多数のダイスや多面体などには不適でやや汎用性に劣る。

評価:★★

オデッセイ弐号壺


 ファンシーショップで女性客の好奇の視線に耐えつつGETしたといういわく付きの逸品。喫水が浅くダイスが飛び出しやすいので実戦にはあまり使用されていない。

評価:★

オデッセイ参号壺


 薄手の鉢。小ぶりながらダイス振りに適した形状で、オデッセイ師の標準装備。師はこの壺をいたくお気に入りのご様子で、本欄での評価が低いとお叱りを受けてしまいました。評価は執筆者の主観が強く入っていると云うことでご容赦ください。

評価:★★★☆

馬鹿王初号壺
 SOLGERに登場した歴代つぼの中でも最も懐の深い大どんぶり。大型のダイスを使っても殆ど外にこぼれることがないという逸品だが、中身を確認し難いという欠点を持つ。
 戦闘用としてだけでなく食器という本来の用途にも併用されていた名器でしたが、98年9月15日不幸にも破壊されました。食器としての生命は絶たれたものの、修復作業を受けて現役に復帰していましたが、99年4月11日、みねさんの破壊工作によって再び粉砕されてしまいました。合掌。

評価:★★★★

馬鹿王弐号壺
 王さま好みの大型どんぶり。馬鹿王家壺の伝統として、食器にも併用されている明記。

評価:★★★★


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