タイトル | : 「Dust」(Fantasy Flight Games)@袋井ヒミツ基地プレイ感想 |
記事No | : 1097 |
投稿日 | : 2008/08/18(Mon) 00:58 |
投稿者 | : ハナザー |
☆☆☆☆★★★★★★(10点満点4点)
「Dust世界の短時間Risk」
架空平行世界を舞台にした小説「Dust」に基づく、世界規模のマルチプレイヤーズゲーム
手順は
1.カード選択 2.カード公開→順番決定 3.順番に従い生産 4.順番に従いプレイヤーごとに移動→戦闘 5.勝利得点計算
というターン構成です。
戦闘は「戦術優勢を持つ(=航空機&パワードスーツの多い)側から戦力分だけサイコロを振り、3分の1で相手を除去します。
特徴的には
1.通常この手のゲームは後手番有利ですが「戦術優勢で先に殴れる」ために、先行有利
2.勝利得点が純加算式なため、先行しやすい
という点があります。
問題なのは先行が取れる「外交官」カードが「一国と強制和平」機能と「多数の攻撃回数」も併せ持つために、介入可能な国と和平したうえでライバル国を滅ぼしうるという事…(^^; これによりこのカードの行方が全体の展開をかなり左右します。
まあこの点は逆に「1時間程度で決着がつく」という特徴にも繋がりますけど… キャラクター性についても「Dune」(TAHGC)や「Board Game of Throne」(FFG)と比べると、国ごとの特徴とかもなく平板な印象を受けます…(´д`)
「短時間で終わる」というのは利点でもありますが「(回復の余地なく)あまりにも早く終わり過ぎる」のと「他にも魅力的なマルチプレイヤーズゲームは無数にある」という理由により「特に悪い点もないけど、優先してプレイすべき魅力に乏しい作品」と私は判断せざるを得ませんでした…( ̄▽ ̄;)
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