ビクトリー [VICTORY]
【雑感】
「タクティクス２」以来の伝統、グレートブルーとビッグレッドの対決をテーマにした架空の第二次大戦型ウォーゲーム。コロンビアお得意の積み木システムでマルチステップ、情報の秘匿を果たし、組み合わせ式のマップと共に不確定の戦場を演出する。
写真のように、自分が赤軍であれば、相手の青軍の陣容は、どこに部隊が展開しているのかはわかっても、それがどんな部隊でどれだけの戦力を持っているかはわからない。ただ、ゲームを進めていくと、おおよその配置は飲み込めてくるので、とんでもない奇襲の起こる可能性はあまりない。
基本シナリオでは、国力が対等なので、
【積み木の軍隊】
ブロックには１０種類の兵科があり、それらは陸海空の三軍に大別される。各兵科には射撃順位と、三軍に対する攻撃力および移動力がレーティングされている。どのユニットも最大４ＣＶ（＝ステップ）を持ち（４辺の向きによってＣＶを表す）、１ステップの建造コストは同じである。また、空母、海兵、空挺などの兵科は特殊な能力を持っている。
戦闘は、射撃対象のグループ（陸海空から選ぶ）を決め、現在のＣＶ分のダイスを振って、攻撃力以下が出れば相手に１ヒット与える。損害は目標グループの中から所有者が決める。攻撃は、射撃順位に従って、同じ順位の場合は防御側から先に行う。これによって、兵器の優劣と攻防の優劣を同時にナチュラルに再現している。
タイプ
ボード・ウォーゲーム
人数
２人（追加ブロックで多人数戦可能）
発売元
COLUMBIA GAMES
売価
6000円(01/06)
デザイナ
Grant Dalgliesh & Tom Dalgliesh
難易度
★★
時間
★★★
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【雑感】