TITAN
【解説】
TITAN
は旧AH社から発売されていた多人数タイプのファンタジー・ウォーゲームです。プレイヤーはそれぞれがTITAN世界の貴族階級であるタイタンの一人となり、麾下の天使やクリーチャー(その大部分はファンタジーでお馴染みの怪物です)を率いて覇を競うというゲームで、多人数向けのゲームでありながら外向的な要素よりも戦略や戦術を重視したゲーム構成となっています。
自分の軍団を強化する方法が、それぞれの地形に応じた生態系に従い、低位の生物から上位の生物へと進化させていくという育成的な要素がこのゲームの人気を支えています。
【雑感】
つい先(11/3)、オデッセイ師、しぐまちゃんと囲んだときは人数が少ないこともあり比較的短時間で終わるゲームが4回発生しました。うち、3回はあたしが原因で、そのうち策が当たったのは一回だけでした。某S国元首よりはマシとはいえ、少々拙速に過ぎたかもしれません。ただ、人数が少ない場合、後背の心配をせずに強襲が行えるため、最低4人程度の面子を配した方がよいのかもしれません。
【戦略】
あたしは伝統的に3体の塔クリーチャーを牛もしくは熊へと進化させる戦略を採ってきたのですが、これはどうも誤りであったようです。この間、主に速攻戦略を採ったことで明確になったのですが、この戦略は流れに乗ればわずか2ターンで熊・牛を登用できるものの、大概の場合、中盤戦までセントールやオーガがタイタン軍団に残りがちでごくあっさりとタイタン軍団が壊滅する要因となっていたのでした。
てなわけで、現状ではライオン/トロール路線の方が有力な気がしますが・・・
タイプ
ファンタジー・ウォーゲーム
人数
2〜6人用
発売元
AH(絶版)
難易度
★★★
時間
★★★★★(ただし、人数、面子により短時間で終わる場合も多し)
【2000年6月10日の戦いの記録】
今回は「ダブルタイタン」という追加ルールを加えてプレイ。それぞれがタイタンと天使ではなく、2個のタイタン軍団で開始するというもので、序盤の天使増援による速攻を防ぐ上で有効でした。
移動のダイスに恵まれたあたしは早々と2個のタイタン軍団とも熊二頭にしてセンターサークルへの進入を伺います。しぐまちゃんとオデッセイ師は迷惑にもそのセンターサークルで正面衝突のにらみ合い。この間にあたしは一方の軍団を巨人2体にまで発展させました。しかし、戦闘のダイスは激烈に悪く、しぐま軍団との戦闘ではダイスを30個振って6が出たのがたったの1個とかいう惨状。オデッセイ師の勢力は珍しく緑色に染まり切り、緑生物の大半を独占したのでした。
最初に倒れたのはしぐま軍団でした。中盤にあたしとの戦闘で主力クリーチャーの盾としてタイタン1体を失っていたしぐまちゃんは交渉でさんざん愚弄された挙げ句オデッセイ師にタイタンを殺されます。
サーペントを刈り尽くし、ヒドラの争奪戦を繰り広げるあたしとオデッセイ師。あたしのタイタンは既に2体のコロサスをマスターしていました。一方、中央進化でこそ遅れていたものの、オデッセイ師のタイタンは力が11に達し、タイタンテレポートによる強襲が可能となっていました。
サーペント4体、天使3体の邪悪な戦闘軍団がオデッセイ師の緑勢力を駆逐し始めるに及びオ師は虎の子のタイタンの軍団を投入ます。しかし、戦闘軍団の後衛にあったのは師がその行方を見失っていたヒドラ3体を主力とする軍団でした。
タイタンの強圧的な力の前にすでに2体までのヒドラが屠られましたが、最後の一体の攻撃、敵の体力は6。5個づつ振ったダイスの一撃目はわずかに2発、勝利を確信するオ師、しかし、残されたヒドラの4つの首はことごとくオデッセイタイタンの身体に食い付いたのでした。
戦闘時間約10間
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■ TITAN日本最強決定戦 ■
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TITAN日本最強決定戦
[01.05]
2001年9月22〜24日に滋賀合宿で行われた
TITAN日本最強決定戦
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