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タイトル夏の収穫物SFゲーム編
記事No1035
投稿日: 2006/08/14(Mon) 12:21
投稿者AMI < >
恒例の有明まんが祭りに行ってきました。

・銀河英雄伝説外伝(TSS)
 ツクダの会戦級シリーズの拡張シナリオで、第三次、第四次ティアマト会戦が再現されます。私もテストプレーに参加したゲームですが、銀英伝は外伝の方が戦力バランスが取れているので、ゲームの題材としては本編よりも向いていると思います。最狂生物のヤン艦隊もでてこないし(滅)。

・銀河群雄伝説(TUBG)
 こちらは戦国群雄伝シリーズのルールで銀英伝をやろうというもので、同盟領を舞台にした4つのシナリオが含まれています。新旧帝国で別の支配マーカーが入っているのが芸が細かい。

・ワルキューレVSスパルタニアン(TUBG)
 おまけサイズの空戦ゲーム

・ローマ帝国2200年の興亡7+(名工大OB会)
 前と同じ時代をリメイクした自信作だそうでプレイするのが楽しみです。名工大さんは愛知万博のゲームがなかったのがちと残念。

タイトルRe: ローマ帝国2200年の興亡7+
記事No1041
投稿日: 2006/09/04(Mon) 21:36
投稿者AMI < >
みなさん、こんばんわ

 昨日、標題のゲームをプレイしました。
 キリスト教の聖者たちを活動させ、自分の宗派の実績をあげるとともにキリスト教勢力(=プレイヤー全員)の課題としてキリスト教をローマの国教化することを目指さなければなりません。

 ゲームのプレイはリソースとなる5色のカラーカードを運用して、聖者たちを誕生、もしくは昇天させ、もしくは、様々な実績を達成していくことで進めます。
 聖者はパウロ、ペテロ、マグダラのマリアなど実在の聖人の名前がはいっていて、それぞれ固有のカラーカードの組み合わせによって、登場させることができ、させることができ、固有の特殊能力を使用したり、実績をあげたり、昇天したりすることができます。
 勝利得点は実績もしくは昇天から得られるので、まず聖人がいないことにはゲームが始まりません。
 昇天というのは聖者が天に昇ることで固有の勝利得点に変換されることです。
 実績は4つのカテゴリに分かれていて、同じ系統の実績を複数達成するとボーナス点がもらえる仕組みになっていて、これがわりと重要です。また、カテゴリのひとつの「ローマの国教化」があり、これが達成されていない場合、プレイヤー全員が敗北してしまいます。

 ゲームは4つの世紀(実質的に山札の消費と思えばよい)にわかれていて、現役の聖人は世紀をまたぐと死んでしまうため、つよい聖人を最初にとって宗派の大黒柱とするようなことはできず、上手にリソースを運用する必要があります。
 また、聖人の迫害や異端の隆盛などゲームをキリスト教正統派の発展を阻害する要素もいろいろ登場します。

 最初のプレイでは、みんなが手探りで教会系の実績がぜんぜん達成されず共倒れになってしまいました。
 2回目のプレイでは、なんとか協調をしつつトッププレイヤーが抜け出したところを、私が最後に溜め込んだカードで強力な聖人を召喚し、実績をあげまくって逆転に成功しました。

 少しだけ詳しい経過を以下のリンク先に書いていますのでよろしければご覧ください。
http://solger.sblo.jp/article/1087414.html

 キリスト教に思い入れがない点を除けばよくできた面白いゲームでした。というか、キリスト教に思い入れがあるとかえってプレイしにくいでしょうしね。信心のないプレイヤー(私だ)は聖人を昇天させることを「絞める」と称したりしていましたし(滅)。