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タ イトル「A.シヴィライゼーション」
記事No679
投稿日: 2003/07/16(Wed) 09:05
投稿者坂元
 先日、ここで話題になったおかげで数年ぶりプレイできました。一応、プレイ経過を報告しとき ます。

 人数は7人で西方マップは未使用。文明の選択はバビロニア、エジプト(私)の順で最後にクレタでした。(アジア、イリリア未使 用)

 初期の拡大は、クレタの出遅れとエリア数が少なめになったトラトラキア以外は順調です。アッシリアが小アジア中ほどから中央アジア までを都市で結ぶ防衛戦術を取り、そのおかげでバビロニアがシリアを抜けて地中海沿岸の都市を手にして最大の国家へと成長していきました。

  最初の転機は、もちろん「内戦」でしょう。一回目は最大国家となったバビロニアに行きます。これによって地中海沿岸の全ての都市がクレタのものとなりクレ タが都市9個の最大国家となりました。

 このあたりから、災害が次々プレイヤーに襲い掛かります。特に「伝染病」は毎ターンのように出て きます。これは「薬学」をいち早く手にした私が回転をよくすべく6の貿易カードを集め交互にキープするというささやかな努力の結果です。

  ゲームも中盤と言ったところで2回目の「内戦」が出ます。エリア数の少なさに苦戦していたトラキアでした。彼は災害カードを貿易で集め「内戦」回避に成功 しますが残ったのが「異民族の襲来」と「伝染病」。これにてトラキアも後退します。

 今回のプレイで感じたのは各プレイヤーが中々崩れな いといったところでしょうか。都市数が5個以下になることはまずなく、殆んど7個程度をキープしています。とはいえ鉄器前期前の足踏みの中から少しずつ差 が出てきます。

 鉄器前期に突入はアッシリアとエジプトが同時でした。これに続くイタリア、アフリカが大型文明を揃えたのに対して、ポイ ント60以下の文明を集めて9枚をクリアしたのが大きかったようです。

 このあたりで3回目の「内戦」が出て、やっと復興したバビロニア に行きます。ちなみに受益者は都市8個ながら農地不足に苦しむアフリカで、都市が足りずに第二受益者が都市7個のアッシリア、さらに第3受益者が都市7個 のイタリアとなりました。

 トップが鉄器前期の2マス目で時間切れで終わりとなりました。プレイ時間は約5時間、参加者は古強者ばかりで 大崩するものもなく最後まで白熱したゲームでした。参加の皆様、ありがとうございました。

タ イトルRe: 「A.シヴィライゼーション」
記事No684
投稿日: 2003/07/29(Tue) 03:19
投稿者えいりあ
坂元さん、こんにちは。
先日の日曜日、我々でもプレイする機会がありました。便乗して プレイ経過を報告しときます。

人数は7人で西方マップは未使用。文明の選択はエジプト、アジア、トラキア、アッシリア(私)、イタリア、 バビロニア、悩んだ末にイリリアの順で(クレタ、アフリカ未使用)いきなり大荒れの展開。トラキアの泣きが入ります。(笑)

 初期の拡 大は意外と順調で、トラキアが早期に船を作りクレタを目指し、イタリアがアフリカを目指した結果、都市はほぼ均等に分割されます。ただし、エジプトはシナ イ進出を優先して顰蹙を買います。

 最初の「内戦」を引いたのは、くしくもバビロニア。彼は災害カードを集めて「内戦」を不発にする作戦 に出て、「奴隷の反乱」と「内乱」という、ある意味一番ぬるいコンボで危機を回避。
 しかし他プレイヤーの災害回避を利用して有利に貿易を展開し たイタリアが

「いつもと同じプレイではつまらない。」

という理由で[悟り]と[一神教]を一括購入。
 そして 「蛮族の侵入」を受けたイリリアは蛮族駆除を口実に[金属加工]を購入。ついでに[天文学]も購入。
 そしてエジプトは[軍事]を購入。エジプ ト、イタリアは不毛な百年、もとい千年戦争を始めます。

 このあたりから、災害が次々プレイヤーに襲い掛かります。が、なぜか災害は耐久 力のあるプレイヤーにばかり向かいます。トラキアの「奴隷の反乱」、アジアが連続して引いた「洪水」など、災害カードは引かれても、ちっとも威力がありま せん。

 ゲームも中盤と言ったところでエジプトを「異民族の襲来」が襲いエジプト沈没。2回目の「内戦」は8都市を持つイタリア。しかし受益者もイタリアで「内 戦」不発。警戒していたとはいえ奇跡的回避でした。
 もっともイタリアは[音楽][劇と詩]を購入済み。発生しても2都市を失うだけの予定でし た。この2枚のカードを持ってなければ、4都市程度失う訳で、防御型文明の重要性が伺えます。

 我々のプレイでも今回は各文明共に中々崩 れませんでした。崩れ気味のエジプト、バビロン以外は都市数は8平均。9のカードも引かれ、金で買われるバブル状態。

 鉄器前期に突入はトラキアとイリリアとアジアが同時でした。トラキアとイリリアはノンストップです。
 このあたりで6時間経過。ゲーム終了とな り、勝利得点計算でトラキア、アジア、イリリア、イタリア、アッシリア、エジプト、バビロニアの順となりました。お疲れ様。
 
 アフリカ 不在はゲームには大して影響しませんでした。むしろバランスは良いくらいです。アフリカが最初から持つ資産がいかに乏しいか、思い知らされる気分です。
  皆がゲームに慣れてきて、災害の影響は最小限に留められました。
 しかし致命的な災害が紙一重で回避されたケースもあり、危険が無かったわけでは ありませんでした。
 時間の割にゲームが進まなかったのは、貿易に時間がかかりすぎたからですが、元凶だったトラキアが勝った訳なのでなんとも言 えません。
 鉄器時代でゲームが終わるのは、まあそういうゲームなので仕方ないでしょう。
 全体的に見れば良いゲームでした。